ホトケの顔も三度まで

ノンフィクション作家、探検家角幡唯介のブログ

特にないんですが、なんとなく

2017年10月20日 21時59分31秒 | 雑記
珍しくブログ経由で三発もメッセージが届いた。ツイッターをはじめたら、便所の落書きみたいな感覚でどうでもいい短文をがんがん書けるので、そっちで気晴らしになってしまい、ブログの存在をすっかり忘れてしまっていた。しかし、久しぶりにブログを見たら、何となく股間をいじる感覚でツイッターを始めたみたいな内容の記事がトップで、こんな記事がずっと頭を飾っていたのかと思うと、急に恥ずかしくなってしまい、特にかくことは無いんですが、トップの記事を変えるために適当になんか書きはじめた次第です。

エッセイっぽいの書けるネタはあるのだが、ビーパルの連載で書かなきゃいけないし、集英社の惑星巡礼というフォトエッセイの連載もあるし、なかなかブログで書けなくなってしまっています。

うーん、そうですな。近況報告としては、今は一月に発行予定の『冒険論(仮称)』という新書の原稿を書いています。内容は脱システムという私のここ数年の冒険についての思想を全面展開したもの。はじめにとおわりに以外の本章は、概ね書き終えたが、自分的には現段階で書きたいことは書けたかなという手応えはある。冒険に関してこれほど深く本質的な議論はこれまでなかったし、今後もないだろうから、興味のある人は読んでください。まだだいぶ先の話ですが。

あと極夜関係ですが、10月末から文春オンラインで連載はじまります。タイトルは「私は太陽を見た」。ただ、単行本との差異化をはかるため、ネットの原稿は単行本の半分程度です。内容的にも、行動の経緯がほとんどで、探検中の感慨や考察や発見等々の、私が面白いかな~と思っている部分はすべて省いてます。だから、最初から完成形を読みたい人は二月発刊予定の単行本を待ったほうがいいかもしれません。

ただ、文春オンラインのほうは探検中の動画や写真などが充実しているので、そっちを見るというのもありかもしれません。個人的にはネット原稿は完成版から面白い部分を全部削っているものなので、なんかなぁ~という感じです。それでも300枚もあるんですが。300枚の原稿をネット上で読む人がいるのかは、不明ですな。

ちなみにツイッターはやってる。面白い記事とか、自分の本を褒めてくれている人のツイートとか、がんがんリツイートしてもりあがっている雰囲気にしようと思っていたけど、全然できてないです。ただ、なんとなく思いついた便所の落書きレベルのくだらないことをひたすらつぶやいているだけですが、面白いですって言ってくれる人も二人ぐらいいました。
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