フランス映画が元気よかったころの映画です。
ジャン・マレイ、ミレーヌ・ドモンジョ、ルイ・ド・フュス等。
俳優陣も個性派ぞろいで層が厚い。
当時流行りのスパイもの、スパイスプーフではありませんが、
007シリーズに通じるものがあります。
特にファントマのメガロマニアックはヴィランぶりは007を超えています。
目標は世界征服と言い切っています。
しかもどんなピンチでも余裕があります。
ファントマのメイクは色合いを含めいまだにインパクトがあります。
あらためて見ると、カースタントは007より20年以上進んでいたようです。
80年代、ロジャー・ムーア時代のカースタントネタをすでに先取りしています。