北海道大学/大学院教育学研究院/教育学部
Language
トップイメージ

教員の紹介

更新日:

E-mail

seki*edu.hokudai.ac.jp
*を@に置き換えてください。

個人(研究室)サイトURL

https://gakusyu-shinkei-shinrigaku.jimdofree.com

専門分野

学習神経心理学

学部所属

教育心理学分野

学院所属

教育心理学講座

専門領域

学習神経心理学

研究テーマ

学習能力の発達とその障害に関する神経心理学的研究、学習障害に対する支援方法の開発

研究の内容を表すキーワード

学習障害、発達性ディスレクシア、特別支援教育、読字能力、脳機能計測

研究の詳細な内容

学習障害を主な研究対象として、背景となる認知機能や脳機能についての研究を行っています。研究手法としては、認知心理学的検査、機能的MRIなどを用いています。学習につまずきのある子ども達への個別評価に基づく学習支援や小学校における「RTI(Response to Instruction:介入に対する反応)モデルを用いた音読支援」などの実践研究も行っており、評価や支援の中での気づきを研究に繋げる、研究から得られた知見を教育実践や治療的介入に生かす、という双方向性の研究を目指しています。

略歴

1994年 鳥取大学医学部卒業

2003年 博士(医学,鳥取大学)

2003-2006年 鳥取大学医学部脳神経小児科 助手

2006-2015年 鳥取大学地域学部地域教育学科 准教授

2015年-2021年10月 北海道大学大学院教育学研究院 准教授

2021年10月- 現職

主な研究業績

Uno T, Kasai T, Seki A(2021). The Developmental Change of Print-Tuned N170 in Highly Transparent Writing Systems. Japanese Psychological Research

(Epub). doi: 10.1111/jpr.123972021

関 あゆみ,谷中久和,内山仁志,小枝 達也(2020).「RTI による音読支援における長期的改善に関わる要因の検討:「T式ひらがな音読支援」縦断データを用いて」『LD研究』 29:212-219.

関あゆみ(2017). 「LDの脳機能」『児童青年精神医学とその近接領域』 58:217-226.

関あゆみ,姫野完治,安達潤,近藤健一郎(2017). 「高等学校における特別支援教育の現状と課題(1):北海道内の高等学校における実態調査から」『子ども発達臨床研究』 9:13-22.

関あゆみ,矢口幸康,谷中久和,田中大介,内山仁志,小枝達也(2016).「読みにつまずく児童のためのResponse to Instruction モデルを想定した音読検査法の開発」『小児の精神と神経』 56:145-153.

関あゆみ(2015).「発達性読み書き障害への気付きと対応について-最近の進歩と今後の展望,RTIを活用した発達性読み書き障害への気づきと対応:鳥取大学方式の紹介」『LD研究』 24:324-328.

*その他の研究業績等は以下をご覧ください。

https://researchmap.jp/read0106922/

所属学会

小児神経学会,小児科学会,小児精神神経学会,LD学会,北米神経科学会

担当する授業

  • 学部:知的障害心理学,知的障害教育論,専門演習 など
  • 大学院:発達障害特論(学習神経心理学),総合講義(学習障害)
トップへ戻る