コンサドーレ札幌が2日、稲本潤一ら8選手との契約を更新しないと発表した。
今季から就任したミハイロ・ペトロヴィッチ監督のもと、昇格2年目ながら今季の明治安田生命J1リーグで4位と躍進した札幌。リーグ戦では惜しくもアジア・チャンピオンズリーグ出場圏内を逃す形となったが、3位鹿島アントラーズが天皇杯で優勝すれば、繰り上げで国際大会への参加権利を得られる状況にある。
そんな札幌だが、2日に横山知伸、田中雄大、河合竜二、ジュリーニョ、内村圭宏、菊地直哉、稲本潤一、永坂勇人の8選手が契約満了したことを明らかにしている。
2015年に札幌へと加入した稲本だが、今季は2試合の出場にとどまっていた。日本代表として3度ワールドカップにも出場した経験を持つ39歳は、クラブ公式サイトを通じて札幌への感謝と現役続投の意思を表明している。
「4年間ありがとうございました。ホーム、アウェイに関わらずたくさんの声援でいつも僕たちを後押ししてくれて勇気づけられました。ケガで出れていない間はチームに迷惑をかけましたが、復帰して札幌ドームに帰ってきたときの声援は一生忘れないと思います」
「来年は札幌ではできないですが、一ファンとしてコンサドーレを応援していきたいと思います。まだまだ現役でやるつもりなので、どこかで会えれば声を掛けて下さい。ありがとうございました」
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