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読んでみて実践!はいせつケア・リハ(B5判/2019年4月15日発売)
はいせつケアは、加齢によって衰えていく日常生活動作(Activities of daily living、以下ADL)として日常生活において頻回に行われる基本ケアの中軸をなすものです。

失禁が不安で夜中にたびたび起きてしまう、眠れない。おむつが擦れて痛いけど、はずかしくて悩みを言い出せない……。

「はいせつ」で悩んでいるのは(障害などを抱えている)本人であったり、介護をしているご家族であったり、看護師や介護福祉士、福祉用具専門相談員やPT・OTなどさまざまですが、「安心して出せる生活を送りたい」という気持ちは同じ。この本では、おむつの見直しや皮膚トラブルの解消、食事や疾病、動作の変化。実際にケアをされている方の想いや、はいせつに関する取り組みなど、それぞれの立場だからこそ見える、はいせつのニーズや暮らしにつながるケア・リハを多数の視点から紹介していきます。

「快適なはいせつ」は、暮らしの第一歩。
利用者さんにとっての「心地良いはいせつ」は、QOLの向上だけでなく、介護者側にとっても負担の軽減に繋がります。

はいせつの自立が困難になった段階で、ケアやリハの質や量が急激に変化することや、在宅生活の継続を困難にする可能性が高く、はいせつにかかる自立支援のあり方が更なる重度化を防ぎ、ADL を維持していくためにも重要なポイントとなります。はいせつの自立は、尊厳の保持とプライバシーに配慮すべき重要な位置づけをもち、高齢者及び介護者の QOLや精神的負担にも大きく影響する、最重要なケアのひとつと捉えています。本書ではケア・リハのスペシャリストの方々を執筆陣に迎えたほか、患者家族や薬剤師、医師等の多角的な視点から「はいせつ」をみることで、認識を深めていただけたらと考えます。

平成30年度の介護報酬改定にて「褥瘡の発生予防のための管理や排泄に介護を要する利用者への支援に対する評価」として、“排泄障害等のため、排泄に介護を要する特別養護老人ホーム等の入所者に対し、多職種が協働して支援計画を作成し、その計画にもとづき支援した場合の新たな評価(排せつ支援加算)” が新設されました。

※予告なく変更することがございます。予めご了承くださいませ。

「はいせつケア・リハ」発行:株式会社gene/ISBN978-4-905241-84-3/B5判/352ページ/本体価格2,800円+税/2019年4月15日発売

Credits:

gene publishing

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